COVID-19によるステイホーム明けに
大好きなお店に行くシリーズ。
本日は僖成さん(「きなり」と読みます)。
■カウンターで包丁さばきが見える
■気さくに色々聞けて勉強になる
■小遣い制でも通える値段
■なのにしっかりした炊き込みご飯
■当日予約で大体OK
などの点が私にちょうどよく。
一時期は毎月通っていました。
◆
店内はモダンで凛とした雰囲気。
カウンターはとてもゆったり。
器も作家物で見応えあり。
お店の設計は、
新国立競技場でもおなじみの隈研吾さん。
お店の上に隈さんの事務所もあります。
◆
テーブルに着くと何やら不思議なものが……
キャンディ?
いやいや……
なんと、水につけるとおしぼりに!
こんなのあるんですねぇ。
◆
【竹華…税込6,600円】
■造り:ヤリイカ、どんちっちアジ、本マグロ、ハガツオ
■焼物:天草和牛のシャトーブリアン 辛子醤油・わさびおろし・岩塩、大黒しめじ、ヤングコーン、れんこんなど
■温物:毛蟹餡掛け 玉地蒸し
■飯物:せいろ蒸し立て磯辺ご飯 特大煮穴子
■甘味:白インゲン豆の羊羹 フランボワーズソース
造りのどんちっちアジは、
島根のブランド魚。
通常のアジの体脂肪率が3%くらいなところ、
プランクトンの影響などから
13%もあるとのこと。
豊かな脂。わさびたっぷりでいただきました。
焼物の天草和牛のシャトーブリアンは
夜のメニューから……
脂の質の良さに笑う。
旨味を爆発させるのにサラッと立ち去る。
そして飯物は、
「新メニューです。お試しください」と。
目の前でせいろ蒸しにしたご飯の上一面に、
煮穴子が隙間なく鎮座。
蒸し立てで超熱々の白いご飯と、
ほわほわで肉厚な穴子の間に、
香り高い干し海苔(焼いていない海苔)。
安易にタレご飯にしてないのがとても良い。
穴子の脂と香りを
白飯と海苔が引き立てる。
箸が止まりません。
無言になります(笑)
◆
接客は、みなさま和やか。
特にカウンターで包丁をふるうSさんには、
気軽にいろんなことを聞けて
いつも大変勉強になっています。
◆
おなかいっぱい、
こころもいっぱい、大満足。
くるしいけどしあわせ。
食材の旬や二十四節気や器や書など
いろいろ勉強して臨む日本料理も
もちろん面白い。
でも心からリラックスして楽しむ
日本料理があってもいい。
僖成さんを訪れると、
素直に食事を楽しんでいる自分がいる。
というわけで
「日本料理を肩肘張らずに楽しめる」、そんなお店です。
★4.5
◆
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