今晩はとってもとっても楽しみな会合を
予定していたのですが、
昨今の情勢を鑑みて延期に……
というわけで、
使うはずだったお金を握りしめてこちらへ。
その価格になかなか踏み出せず未訪問でしたが、
行くなら今だ！と思い、やってきました。
10年以上前に寺門ジモンさん（大好物）の
本で知ったお店です。
表参道の骨董通りの地下。
店内はカウンター10席ほどにテーブルが3つ。
フルオープンキッチンで、
カウンターの目の前には美しい鉄板が。
厨房も含めてすべてが
おそろしくピカピカで清潔。
BGMは静かなモダンジャズ。
お箸でいただきます。
◆
【神戸牛ハンバーグ 300g…税込2,600円】
ネ、ど偉い値段デショ。
ライスと味噌汁つき。
厨房はお2人。親子ですかね？
ご年配の職人風情な方と、
髭がセクシーな30〜40代？の男前な方。
ハンバーグはフライパンのあとオーブンへ。
期待が高まりまくります。
まず味噌汁が配膳されました。
ひと口すする。
物凄く美味しい！
鮮烈なだしの風味。シャッキリしたワカメ。
上品なアクセントのネギ。
ここ最近いただいた味噌汁でNo.1です。
ハンバーグの調理も終盤を迎え、
お皿にポテトサラダ、キュウリのピクルス、
ニンジンのグラッセが配されたのち、
ハンバーグがトンと鎮座します。
デミグラスソースを
それはそれはうやうやしく、
まるで儀式のように、
ハンバーグの天面を満たすようにかけ、
やがてそれはお皿へと滴り落ちていきます。
きました。
箸でハンバーグを切る。口に入れる。
肉感豊か。そしてソースが物凄く美味しい。
ベリーのような果実香を感じます。
いやはや、やはり、と感嘆。
ライスも美味。
おひつからよそわれるだけあって、
ツヤツヤとしながらほどよい水分量。
ハンバーグとの相性も抜群です。
付け合わせも一つひとつが上質そのもの。
大事に大事に、いただきました。
豊かな気分。
ごちそうさまでした。
◆
お会計のとき、
「10年以上前にジモンさんの本で知りました」
と男前な方に伝えたところ、
ライトニング（雑誌）のことや
取材拒否の店（ジモンさんの番組）のこと
で軽く盛り上がりました。
◆
やっぱり、
とってもとってもいいお店だったなぁ。
ご褒美ランチに最適かも。
というわけで
「がんばった後輩にご馳走したい」、そんなお店です。
★4.0
◆
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