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ミシュラン2つ星のフランス料理店
「エディション・コウジ シモムラ」出身
シェフの創作洋食をいただけるママさん。
入ったところ。2015年オープンです。
店名のママは母ではなく次などの意味から。
■わがまま:お客様本意のサービス
■そのまま:素材の魅力を引き出す
愛読ブログ「最後の晩餐はまだ早い」で
何度も取り上げられていたので初訪問。
予約電話時にその旨を伝え、
早くも少し盛り上がりました(笑)
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◆ 店 内 ◆
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建築デザイン集団「インテンショナリーズ」
が内装や照明、インテリアをプロデュース。
お皿もいろいろな作家さんのもの。
見応えあります。
近所に事務所があるコシノジュンコさん
デザインの高樹町のハッピも飾られています◎
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◆ 料 理 ◆
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【ランチコース…5,990円】
ランチの定食は1,320円から5,000円
オーバーまで幅広くラインナップ。
とんかつやハンバーグ、カレーもあれば、
煮魚や鰻まで……洋食コースもあります。
せっかくなのでコースを選択。
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■自家製ポテチ&塩抜きオリーブ
キタアカリとシャドークイーンの
ポテトチップス。
[シャドークイーンとは:皮が黒紫で中が
赤紫の色鮮やかなジャガイモ]
揚げた後に60℃で加熱?(うろ覚え笑)
して油を落とし、かろやかな仕上がり。
オリーブは甘くて不思議な味わい。
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■カシスソーダ
サービスでいただいてしまいました!
爽やかな甘酸っぱさ。
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《前菜盛り合わせ》
■お野菜のゼリー寄せ カクテルスタイル RED
前菜盛り合わせの中でも主役的存在感。
キャロットラペ、ラタトゥイユ、グレック
野菜など、20種以上の野菜が入っています。
[グレック野菜とは:「ギリシャ風の野菜」
の意。野菜をオリーブオイルで炒め、
マリネ液に漬け込み冷やしたもの]
上部の葉は箸でいただきます。食べ進めて
いろんな味覚を体感するのがとにかく楽しい。
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■蕪のチーズ
蕪にチーズなどを加えた一品。
和洋の味わいが交差します。
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■柚子こんにゃく
サッパリ、クニクニ。
柚子の香りが盛り合わせの中の清涼剤に。
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■かぼちゃのスープ
わざとらしい味がまったくない、
自然な甘み。
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■フォアグラとイチジクのクロワッサン
バルサミコソース
前菜盛り合わせの中でも白眉。
濃厚な旨味と甘味をクロワッサンが抱く。
フォアグラを焼くことで、
レバーのような癖をなくしているとのこと。
ガラスの素敵なお皿はスガハラ製。
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■的だいの軽いフリット(リゾット付)
カダイフをまとって揚げられた
的だい(まとうだい)。
[カダイフとは:トルコの極細の麺]
カダイフだと普通の小麦粉を使ったフライに
比べて油を1/3しか吸収しないとのこと。
なのでしつこくない。
そして見事な火入れ。。。
キラキラと脂が光り、身はしっとり。
こんなにジューシーな魚はひさしぶり。。。
カダイフだと普通の衣に比べて
水分も逃げにくいから、とのことです。
ソースはビーツ&ヨーグルトと、レモン。
レモンが特によかった。
岩海苔のリゾットは海が香り立ちます。
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■特製フレンチフライ
これもサービス??
油っこくなく「芋!」という風味がいい。
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■イベリコ豚の「天使の羽」のステーキ
[天使の羽とは:豚の肩甲骨付近の希少
部位。「プルマ」「リブロースかぶり」
とも。一頭から500gしか取れない]
「肩ロースの上にちょこんとあるお肉です。
お肉屋さんでよーく見ると
見つけられますよ」と(笑)
上質な赤身。サッパリしながら旨味は濃い。
さらに焼き目はカリッと歯が喜ぶ食感。
透明感ある味わいで、いくらでも
食べられそうだし食べていたい……
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■カレーライス
「まだおなか入ります?」
とサービスでつけてくださいました(涙)
スパイスというよりは
コクで勝負な欧風カレー。
肉をキャラメリゼして余分な脂を落とし、
さらにカレーソースも一旦冷やして
脂を固めた上で除去することで、
脂っこくないカレーに仕上げています。
これもいいなぁ。次回はカツカレーかな……
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■トンカ豆を使ったプリン&厳選大麦茶
パッションマンゴーソースが
アクセントになるプリン。
ゆで卵型の器がかわいい。
厳選大麦茶は麦の味わいが力強い。
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■ガナッシュショコラ&紅茶
ひと息ついていると……
なんとこちらもサービス。。。
ありがとうございます!!!
ガナッシュのとろりとした口当たりと
サクサクのパイ生地の対比にニンマリ。
ヘーゼルナッツの香りを移した
紅茶もよく合います。
ダージリンなども試したそうですが、
ヘーゼルナッツの香りを活かすためには
セイロンがよかったとのこと。
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■お土産:クッキー&クロワッサン
なんとお土産まで。。。
思いがすごい。。。
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◆ 接 客 ◆
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シェフ自ら一つひとつの料理を運び、
丁寧に説明してくださり、
大変勉強になりました◎
料理をつくることが好きで好きでたまらない
ことがヒシヒシと伝わってきました。
こちらも食べることが好きで好きでたまらない
オーラを出しまくりました(笑)
シェフは私の一歳上。
否が応でも親近感がわきます!!
今日はいなかったですが、
マスター(ソムリエ)は私と同い年!!
それとレシートに一見客である私の名前が
載っていたのも嬉しかったです!
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◆ ま と め ◆
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いやーーーーー、
とっっっっってもよかった。。。。。
いずれもしっかり食べ応えがありながら、
かろやかな印象。
素材を活かすためにバターやクリームなどの
油脂をまったく使わないこともあるとか。
シェフは「料理を愛し、料理に愛された男」
という印象です(笑)
食いしん坊にとって
この上なく幸福な時間でした。。。
食いしん坊のみなさん!お勧めです!!!
というわけで
『食いしん坊の方にぜひ行って欲しい』、
そんなお店です。
★4.5