渋谷の蕎麦屋で偏愛と言えば、福田屋。
わたくし食べログで福田屋だけで52回投稿中……
肉食強化につきしばらく訪れて
いませんでしたが、4ヶ月ぶりに訪問。
なぜって11月〜3月限定メニューの
「かき南ばんそば」が始まっているから。
これを食べなきゃ冬が越せません!
◆
【かき南ばんそば 税込1,600円】
お、100円値上げか。
他のメニューも見たところ、
値上げなしのものもあれば、
50〜100円値上げしているものもありました。
納得価格。
「お待たせしました〜」
とやってくると、すでに牡蠣のいい香り。
しかし丼の表面上には、
一、二個、牡蠣の一部が見えている程度……
しかし箸で探ると、出てくる出てくる!
かなり大ぶりな牡蠣が計五つ。
どれもパツンパツンに膨れ上がっていて、
昨シーズンも福田屋でよく食べてたけど
そのどれよりも立派だなぁ。
今週行くといいかもしれません(笑)
こんなに大そうなものを、
これ見よがしに丼の表面に
並べたてないのも粋ですなぁ。
◆
まずはレンゲで汁をすくってズズッと。
う、う・ま・い。。。。。
牡蠣の風味と旨味が汁の中に
にじみ出まくっております。。。
柚子の小片が爽やかな香りを
プラスしているのもポイント高し。
満を持して牡蠣にかぶりつくと、
もう、口の中が大海原。
滋味が後から後からあふれ出し、
肉厚で噛み締めるストロークが大きいから、
とんでもない満足感。
さらに細めな蕎麦で追いかければ、
あぁ、これぞ福田屋なり……
蕎麦の香りも渾然一体で、
最高の海と大地のカクテル……
(なにそれ
◆
あとは無心で食べるのみ。
後半には七味を投入。
福田屋の七味がまたうまいんだ。
全然気が抜けてない。
それにしてもあらためて蕎麦の盛りが良い。
ボリュームは一般的なニューウェーブ系の
2倍以上あるんじゃないだろうか。
この満足&満腹感も福田屋ならでは。
最後はレンゲを使うのももどかしく、
丼を両手で持って
牡蠣エキスに満たされた汁を
一滴残さず飲み干した。
◆
大満足でごちそうさま。
食後のお茶をすすりながら、
しばしうまさの余韻にひたる……
いい、お店。
★4.5