連日インド料理が続きます。これぞ偏愛。
こちらハブモアカレーさんは、
要町で間借りカレーとしてスタートし、
表参道 青山通り沿いの地下に2015年オープン。
ランチ鮨が秀逸な「いっ誠」さんの隣です。
ちょっと不思議に見える店名は、
「Have More Curry」から。なるほど。
「インド料理を独自の解釈で和に落とし込む」
というシェフの松崎さん。
「野菜をスパイスで食べる」が
コンセプトとのことです。
◆ 店 内 ◆
おしゃれなカフェ風の店内。
インドにまつわる本や雑貨も飾られています。
コの字のカウンター席とテーブル席があり。
◆ 料 理 ◆
【本日のカレープレート…税込1,320円】
【付け合わせ＋3種…税込450円】
■カレー2種
■付け合わせ2種＋3種
■大根とハーブのアチャール（インドの漬け物）風
■辛味オイル（辛味を加えたい人用）
■ターメリックライス
フードメニューはカレープレートのみ。
付け合わせは5種の中から2種選択。
1種150円で追加もできて、
全種盛りも可能とのこと。迷わず全種盛り。
ターメリックライスは量を下記からチョイス。
・小盛り（150g）
・普通盛り（200g）
・大盛り（300g）
大盛りでお願いしました。
カレーや付け合わせの内容は、
毎朝お店のWEBサイトで告知。親切ですねぇ。
↓カレーの解説や食べ方なども席にあり。
いざプレートが運ばれてくると、
大小さまざまな丸い器に
ライスやカレーや付け合わせが収まり、
その美しいレイアウトに目を見張ります。
↓全種盛りの配置を書いた紙も。わかりやすい！
■カレー2種
誰もが美味しいと思うであろう、王道味。
辛味オイルとの相性もバッチリ。
・ゴールドラッシュのダル
ゴールドラッシュは、
質のよい甘さを持つトウモロコシ。
カボチャとかサツマイモとか、
甘味のある野菜が少し苦手で、
これも若干心配してましたが全然大丈夫でした。
ニンニクが効いていてライスによく合う。
■付け合わせ2種＋3種
・とうや（じゃがいも）のラプチャートマト
とうやは、粉っぽくなく、なめらかな舌触り。
カレーにじゃがいも、何だかホッとします。
・紅しぐれのココナツグレービー
紅しぐれ大根は、皮が紫色で中も中心が紫色。
ココナッツの風味が、
何かと食べ合わせるときにいい仕事をします。
・紅芯大根の東南アジア風スパイス炒め
紅芯大根は、首部分が赤く皮が白で、
グラデーションが綺麗。
大根ならではのやさしさが、
スパイスで引き締められて引き立つ。
コールラビは、地中海地方原産でカブと
キャベツを合わせたような不思議な野菜。
マスタード風味も良き。
・白菜のインド風ポタージュ
これが大変おもしろかった。
白菜の自然な甘みがよく活きていました。
■大根とハーブのアチャール（インドの漬け物）風
大根をローズマリーなどのハーブとスパイスで
漬け込んだもの。甘口。
■辛味オイル（辛味を加えたい人用）
スパイス感を邪魔しないよう、
使うのは最小限がいいと思いました。
■ターメリックライス
全種盛りを受け止める大盛り300g 。
鮮烈なイエローが食欲をそそります。
◆ 接 客 ◆
特記事項なし。
◆ ま と め ◆
カレーが運ばれてきたとき、
その均整のとれた配置に
「曼陀羅」という言葉が浮かびました（笑）
いろいろな野菜のポテンシャルが、
スパイスで引き出されているように
感じましたねぇ。
さながらチャクラが開く？ように……
というわけで
「野菜の力を引き出す」、そんなお店です。
★4.0
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