奥渋?にあるパピエビル。
はじめ、佳店がゴロゴロしている奇跡のビル。
ここに1,000円ポッキリで
タイの現地感たっぷりな料理を
コース仕立てで食べられる、
「パッポンキッチン」というお店があって、
大好きでよく通っていたんですが、閉店……
その跡地にできたお店がこちら。
前店と同じくポルトガル料理の
「クリスチアノ」さんの系列のようです。
◆ 店 内 ◆
極小の店内はカウンター席のみ。
席数6くらい?
厨房も超目の前です。
◆ 料 理 ◆
【ポークビンダルー…税込1,000円】
■ライス[おかわり可]
■サラダ[おかわり可]
■クスクス(粒状の世界最小パスタ)
■アチャール(インドの漬け物)
■パパド[卓上にあり](インドの薄焼き豆せんべい)
■ゆで卵[卓上にあり、殻は備え付けのビニール袋へ]
メニューはこれ1本のみなので、
着席と同時に調理に入ります。
ポークビンダルーとは、インド西部の
ゴア地方にポルトガルがもたらした料理で、
酸味を効かせたカレーとのこと。
かつてアメリカにゴア副大統領という方が
居ましたが、店名はそこからのようです。
ライス、サラダ類、カレーが
1つのお皿に彩りよく盛られて登場。
カレーは確かに酸味が効いて爽やか。
スパイスの味わいも深く、
豚肉もゴロッとしたものが
入っていてライスが進みまくります。
サラダもカレーと共に食すと、
シャキシャキの歯ごたえも加わってさらに口福。
クスクスとアチャールも良いアクセント。
卓上には4つの調味料。
■フィッシャーマンズビネガー(ナンプラー入りビネガー)
■ファンタスティックジンジャー(スパイスの効いた生ショウガおろし)
■ソルティヨーグル(ニンニクの効いたヨーグルトソース)
■ローリングハリケーンチリペッパー(豆板醤とキビ糖入りチリソース)
いずれも味変が楽しい。
具材や調味料が目白押しなので、
それぞれの味わいを確認するだけで
第一ライス・サラダターン終了。
ライスとサラダをおかわりして、
第二ターンはすべての具材やら
調味料やらを混ぜ混ぜ。
これがとっても楽しうまい。
◆ 接 客 ◆
店主がお1人で切り盛りされています。
がっしりとした体躯ながら
とっても物腰やわらかで、
一度でファンになってしまう方
続出ではないでしょうか。
和やかにいろいろと説明してくれました。
以前提供していたカリフラワーライスは
今はやめ、営業も昼だけに変更したそうです。
使っているお米は、
バスマティライスとコシヒカリから生まれた
「プリンセスかおり」米とのこと。
香りはバスマティ、味はジャポニカ。
うーん、たしかにそんな感じでした!
◆ ま と め ◆
料理も、空間も、店主も、
他では味わえない個性がありますね。
きっとまた味わいたくなる気がします。
「今日のランチはどこにしようかなぁ」
と迷ったとき、
「あ!あそこにしよう!」
とピーンと思い当たるような、
心に残るものがありますね。
というわけで
「無二の個性が心に残る」、そんなお店です。
★4.0
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