一昨年の秋から毎月通っていたこのお店。
今回で15度目の訪問。
僖成と書いて「きなり」と読みます。
懐石料理のお店にあれこれ行き始めたとき、
「ここだ！」とドンピシャ感があったのを
今でも覚えています。
■カウンターで包丁さばきが見える
■気さくに色々聞けて勉強になる
■小遣い制でも何とか通える値段
■なのにしっかりした炊き込みご飯
■当日予約で大体OK
などなど、いろんな塩梅がちょうどよかった。
限られた軍資金のなか様々なお店に
行きたくなって間隔が少しあいたものの、
ふと猛烈に欲して3ヶ月ぶりの訪問です。
今月はもう余裕がないのでへそくり出動（笑）
◆
お店の設計は
新国立競技場でもおなじみの隈研吾さん。
お店の上に隈さんの事務所もあります。
店内はモダンで凛とした雰囲気。
カウンターはとてもゆったり。
真摯で気さくな料理人の方々や
和やかな女将さんとも相まって、
くつろいですごせます。
器も作家物で見応えあり。
◆
【竹華 税込6,600円】
◎造り：鯛、鯖、鮪
◎温物：九絵 車海老 筍 若芽 海老出汁
◯温物：プラチナポークの角煮 辛子ソース 春菊 ほうれん草
◯飯物：蛍烏賊の炊き込みご飯
◎甘味：蕗の薹のアイス チョコレートソース
温物ふたつは「いわいさんスペシャルです」
とのことですみません＆ありがとうございます。
どちらも美味が脳天に突き抜ける品でした。
料理長の芯のある遊び心と思いやりが、
いつもたいへん美味しいです。
そして面白かったのが、
蕗の薹（ふきのとう）のアイス。
爽やかな苦味が吹き抜けて、
これは甘い物が好きでない人も楽しめる
素晴らしい逸品かもと思いました。
僖成さんの春の名物にしても
いいんじゃないかと妄想しました（笑）
◆
今日もくつろいで、話して、味わって。
たいへん「美味しい時間」をいただきました。
ごちそうさまでした！
★4.5
◆
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