渋谷・表参道ランチ 偏愛日記

渋谷ではたらくコピーライターの日記です。フードライターとしても活動中。

【奥三河(とんかつ)@渋谷|みそ活。】

今日はとんかつだ。

しかもみそかつだ。

そう頭をよぎってしまったら最後、

もう行かざるを得ない。

というわけで、みそ活してきました。

 

渋谷から恵比寿方面へ。

再開発工事の真っ只中。

以前封鎖されていた山手線 線路脇の道が、

通れるようになっていましたね。

 

お店のたたずまいは「古き良き食堂」。

こじんまりとした引き戸を開けると、

中は小上がりもあって意外と広い空間です。

 

カウンター7席、テーブル4席×5、

小上がりにテーブル4席×4。

 

 

11:00からオープンしているのも嬉しみ。

本日も口開けの客として訪問。

最初のお客特権(?)として、

ひとまずカキフライ単品を先行して頼みました。

 

冷奴が最初に配膳されます。

こうしたちょっとした気遣いが嬉しい。

 

 

【カキフライ単品 税込200円×2】

10月〜3月限定品。

小皿になかなかのサイズなカキフライが2つ。

そこへしっかりとした量のキャベツ、

レモン、タルタルソース。

 

器も備前?のようなちゃんとしたもの。

とりかつチキンもそうだけど、

歴史ある食堂は器も美しいですね。

 

カキフライはアッツアツ。

噛み締めると海ジュースが躍り出ます。

タルタルソースは意外なほど軽やか。

爽やかな酸味が素晴らしい。

 

そのまま、タルタル、そのまま、

醤油、タルタルと味を変えながらいただきました。

 

満足満足。

満を持してみそかつを注文。

 

 

みそかつ定食 税込950円】

黒々とした照りっ照りのみそをまとって登場。

胡麻も振られています。

 

6つに切られたうちの、左から2番目をパクン。

濃いうま。

「甘辛い」って、細胞レベルで美味しいですよね。

満足感が舌先から脳天まで突き抜けます。

 

キャベツもたっぷり。

みそかつの濃さを活かすためにも、

キャベツには何もつけず合いの手として

活用するのが良さげです。

 

味噌汁はしじみ

おじさんのツボを押さえまくっていますね。

動物系に振れた舌に、豊穣たる海が心地いい。

 

大満足でごちそうさま。

 

 

そうそう、店員さんのホスピタリティも

素晴らしいのですよね。

自然な微笑みが、

ともすれば無骨なお店のいいトッピングに。

良き時間がすごせます。

 

いい、お店。

 

★4.0